ソフトブレーン・フィールドはクレディセゾンとの共同事業として、「焼肉のたれ」の購買理由に関する分析レポートを公開した。購入対象期間は6月3日~8月25日で、全国を対象に1,887レシートデータ(男性605人、女性1,282人)の回答をもとにした。
「エバラ食品 黄金のたれ」が人気
まず、焼肉のたれカテゴリーの約3カ月間における購入についてブランド別で見ると、1位が「エバラ食品 黄金のたれ」(レシート数443)となった。以下には、「キッコーマン わが家は焼肉屋さん」(同278)、「エバラ食品 焼肉のたれ」(同255)、「PB(プライベートブランド)」(同148)、「エバラ食品 おろしのたれ」が(同69)が続いた。全体的に見ると、売れ筋上位10ブランドだけで75.5%を占める結果となっている。
約半数が「以前に何度か購入している」
次に、各ブランドにおける購入経験を聞いてみると、全体では「いつも購入している」が23.3%、「以前に何度か購入している」が54.5%、「今回初めて購入」が22.2%となった。
「いつも購入している」が高い割合となったブランドは、「モランボン ジャン 焼肉のたれ」(40.7%)、「上北農産加工農業協同組合 スタミナ源たれ」(38.6%)、「エバラ食品 黄金の味」(35.9%)の順となった。また「今回初めて購入」は、「エバラ食品 焼肉応援団シリーズ」(53.8%)、「PB(プライベートブランド)」(46.6%)となっている。
約7割が店頭で購入を決定
焼肉のたれの購入を決定した時点を聞くと、「店に入る前から、いずれかを購入しようと考えて店頭で決めた」「購入予定なく、店頭で見て購入を決めた」と、68.3%が店頭で購入を決めたことが分かった。店に入る前から、そのブランドの購入を決めていた割合は31.7%だった。
「店に入る前から、そのブランドの購入を決めていた」と回答したブランドは、「モランボン ジャン 焼肉のたれ」が50.0%、「上北農産加工農業協同組合 スタミナ源たれ」が43.2%、「エバラ食品 黄金の味」が42.4%だった。
半数以上が商品特徴と価格で購入
各ブランドにおける購入理由について聞くと、「魅力的な商品特徴があったから」「価格がお手頃だったから」と回答した割合が多かった。「魅力的な商品特徴があったから」の最多が「上北農産加工農業協同組合 スタミナ源たれ」(88.6%)、次いで「エバラ食品 おろしのたれ」(84.1%)、「エバラ食品 焼肉応援団シリーズ」(82.1%)だった。
また、「価格がお手頃だったから」の最多は「PB(プライベートブランド)」(94.6%)であり、以下には「エバラ食品 焼肉のたれ」(89.4%)、「エバラ食品 焼肉応援団シリーズ」(84.6%)が続いた。
上位10ブランドにおいて、店頭で認知、検討、購買までの流れについても調査を行った。店頭陳列(認知)では、1位「エバラ食品 焼肉のたれ」が62.9%、2位「エバラ食品 黄金の味」が62.0%、3位「キッコーマン わが家は焼肉屋さん」が48.4%となった。購入候補(検討)では、「エバラ食品 黄金の味」が1位(33.6%)、2位は「エバラ食品 焼肉のたれ」(26.9%)、3位は「キッコーマン わが家は焼肉屋さん」(22.3%)だった。
実際に購入した商品では、1位が「エバラ食品 黄金の味」(23.5%)、2位が「キッコーマン わが家は焼肉屋さん」(14.7%)、3位「エバラ食品 焼肉のたれ」(13.5%)となっている。