ソニー、多色点灯LEDやサブウーファー搭載のクラブサウンド向けスピーカー

ソニーは9月11日、ハイパワーオーディオシステム「GTK-N1BT」を発表した。発売は10月5日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は30,000円前後。

クラブサウンドを好きなユーザーをターゲットに、総合出力100Wのハイパワーアンプを搭載する2.1ch対応のBluetoothスピーカー。スピーカーは直径6.5cmのフルレンジ×2と16cmサブウーファーを搭載する。また、木製キャビネットの採用により共振が抑制され、高性能DSPによる音圧制御により、大口径スピーカーと併せて迫力ある重低音を再現する。再生する音楽ジャンルに合わせて設定を行える「Sound EQ(イコライザー)」機能も備えられており、「R&B」「ROCK」「POPs」「HIP HOP」「FLAT」の5つの効果を適用できるようになっている。

Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルはA2DPおよびAVRCP、対応コーデックはSBC、AAC、apt-Xとなっている。Bluetooth伝送時に失われやすい高音域を効果的に補完するソニー独自の「DSEE」機能を装備。原音に近いサウンドを実現し、圧縮率を上げても劣化の少ない音質で再生可能となっている。

クラブライクな空間を演出する機能として、本体内にマルチカラーLEDを搭載。カラフルに光るRAINBOW、青系のグラデーションで光るOCEAN、間接照明のような色の切り替わりが行われるMOODYなど、10パターンで点灯させられる。なお、縦置きにも対応するので、スペースが限られている場合でも設置しやすい。

主な仕様は、内蔵アンプの出力が20W×2+60Wで、Bluetooth以外で搭載する接続インタフェースがステレオミニジャック、USBポート、ウォークマン端子となっている。USBメモリに保存されている音楽ファイル(WAV、MP3、WMA、AAC)を再生することも可能。そのほか、FMチューナー(76～90MHz/100MHz対応)も備えている。

消費電力は44W、サイズは約W554×D280×H213mm、重量は約9kg。