フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、同社のコンパクトハッチバック「ポロ」に、「ポロ ブルーGT」を新たに導入し、発売した。「ポロ」史上最高の低燃費モデルであり、JC08モード燃費は21.3km/リットルとなっている。
「ポロ ブルーGT」は、「ポロ GTI」と「ポロ TSI ハイライン」の間を埋めるモデルとして追加された。高い動力性能と、「ポロ」史上最高の低燃費を両立していることを最大の特徴としている。エンジンは1.4リットルの直列4気筒DOHCインタークーラーターボで、新型「ゴルフ TSI ハイライン」と同じ気筒休止機構「アクティブシリンダーマネジメント」を、「ポロ」として初めて採用する。トランスミッションは7速のDSG。
このエンジンにより、「ポロ GTI」に匹敵する250Nmという大トルクを、わずか1,500rpmから発生。最高速は時速210kmに達する。燃費は従来の「ポロ」が史上最高の燃費としていた1.2 TSI コンフォートラインのJC08モード21.2km/リットルを上回る、JC08モード21.3km/リットルを達成した。
機能やデザイン面でも大きくアップグレードしており、シートにはテーマカラーのブルーが配色された専用のアルカンターラ&ファブリックのスポーツシートを採用。「ポロ」シリーズで唯一装備されたクルーズコントロールや、GT エンブレム入りの専用レザー3本スポークステアリングホイール、グレーステッチ入りのレザーハンドブレーキグリップやシフトノブを装備する。「ポロ ブルーGT」の価格は263万円。