フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、8月の新車登録台数が4,347台となったことを発表した。8月単月で過去最高を記録するとともに、同社の歴史上初めて8月の登録台数が4,000台を突破した。単月で過去最高を記録するのは今年4度目。
8月の販売が好調だった要因としては、6月下旬に発売した新型「ゴルフ」が好調な滑り出しを見せたことが挙げられる。新型「ゴルフ」は250万円を切る価格ながら、先進安全技術を標準装備とし、内外装ともに高い質感を誇る点がユーザーに評価された。輸入車だけでなく国産車のオーナーからも高い関心を集め、8月の登録実績は約4割を新型「ゴルフ」が占めた。6月からの累計登録台数は約5,000台に達している。
「up!」の販売も依然として好調で、8月は「up!」として初めての限定車「black up!」「white up!」が販売されたことから、さらにはずみが付いた。8月は「ザ・ビートル」に、残価設定型ローン「ソリューションズ」の低金利設定と、専用ナビゲーションの無償提供をセットにした「The Beetle ウェルカムパッケージ」など、販売を促進するキャンペーンを展開。こうした積極姿勢も過去最高の登録台数をもたらした。
8月の新車登録台数4,347台は、前年同月比24.0%の増加であり、1~8月期の累計登録台数でも4万2,202台と、前年同期比で14.3%増加している。