何かをやろうとした時に、他の人からチャチャを入れられることはよくあります。それが的をえたものならいいのですが、生半可な知識で意見を言われることも少なくありません。そんな時に腹がたちそうになったら、この言葉を思いだして自分に言い聞かせ、我慢してください。
本日の論語
『子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之者』(子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず)
意味
あることを理解している人は知識があるけれど、そのことを好きな人にはかなわない。あることを好きな人は、それを楽しんでいる人に及ばないものである。
解説です!
日本にある「好きこそものの上手なれ」という諺と同じで、物事の知識がある人であっても、好きな人には叶わない。さらに、好きな人であっても、それを楽しんでいる人にはかなわないということを言っている言葉です。やはり仕事でも趣味でも、それを楽しみに感じている人が一番だというわけです。
こんなシーンで役立ちます!
会社では、いろいろな仕事を任されます。それらの中には、自分が得意なものも不得意なものもあるでしょう。特に不得意なものはモチベーションも下がりますが、そんな時こそ、この言葉の意味を噛みしめて、楽しんでやるように心がけましょう。きっと上手くいきますし、同じ時間を費やすなら、やはり少しでも自分のためになるようにしたいものです。