シトロエンはフランクフルトモーターショーでの出展内容を発表した。「RENEWAL」(一新)をキーワードに、世界初公開となる「Grand C4 Picasso」やコンセプトカー「CUCTUS」を展示する。いずれもCラインに属するモデルで、その再生を宣言している。
今回の展示の目玉となるのは、新型「C4 Picasso」(5人乗り)と、「Grand C4 Picasso」(7人乗り)の2台。「C4 Picasso」は6月に発売され、すでに1万6,000台を販売した人気モデルで、「Grand C4 Picasso」は今回がワールドプレミアとなる。
ともに3DのLEDリアランプやロフト型のインテリアといった特徴を持ち、PSAプジョー・シトロエン・グループの新型プラットフォーム、EMP2(Efficient Modular Platform 2)の採用により、飛躍的な進歩をとげたとされている。
Cラインのコンセプトカー「CUCTUS」は、「Cラインのマニュフェスト」として登場したもので、「ユニークでありつつも実用的な設計」がなされているという。インターフェースがすべてデジタル化されるなど未来的である一方、シートはソファタイプとしてあたたかみを表現するなど、シトロエンらしい独創性に富んだモデルとなっている。
コンセプトカー「DS3 CABRIO RACING」や、欧州初公開となるコンセプトカー「WILD RUBIS」、レーシングカーの「C-Elysee WTCC」も展示。すべてのレンジに対して技術的な攻勢をかけていくという姿勢で、アグレッシブな展示内容となる。