アイドルグループでんぱ組.incが主演を務める特撮映画『白魔女学園』の公開と世界同時配信を記念したコラボカフェ「でんぱ組.inc presents 白魔女学園カフェ」の内覧会が10日、東京・渋谷PARCOパート1の7階特設会場にて行われ、でんぱ組.incのメンバーと坂本浩一監督が登場した。

でんぱ組.incが扮する白魔女たちの接客にご満悦の坂本浩一監督。左は小宮有紗

『白魔女学園』はテレビ朝日と東映による共同制作の特撮ヒロインムービーで、『仮面ライダーフォーゼ』や『パワーレンジャー』シリーズ、現在放送中の『獣電戦隊キョウリュウジャー』で知られる坂本浩一監督と、『けいおん!!』や『ガールズ&パンツァー』の脚本家・吉田玲子がタッグを組んだ注目作。舞台は魔女を育成する白魔女学園で、心に「痛み」を抱える少女たちが、上級生たちから課せられた厳しい訓練(エチュード)を経て、魔女の能力に目覚めていく姿、美しくも悲しいバトルロイヤルが描かれる。

内覧会にはでんぱ組.incから、相沢梨紗、最上もが、夢眠ねむ、古川未鈴、成瀬瑛美、藤咲彩音の6名が登場。でんぱ組.incとしてメンバー以外と長期にわたって仕事をすることがこれまであまりなかったため、出演女優たちと打ち解けられるか心配していたというリーダーの相沢は「(出演女優やスタッフが)とても優しくしてくださって、人間関係の中で作品作りができました。普通に作品を作る以上の成長をさせていただけたと思います」と、一回り成長した様子を見せ、撮影を振り返っていた。

(写真左)でんぱ組.inc。左から相沢梨紗、夢眠ねむ、古川未鈴、藤咲彩音、最上もが、成瀬瑛美

続いて藤咲は「今回の映画はアクションやセクシーシーンが多いです」と見どころを話しつつ、「見る側としてアクションが大好きだったので、自分もアクションに挑戦できてうれしいです」とアクション好きをアピール。撮影を存分に楽しんだという最上は、こんなにきちんと演技をしたことがなかったのですが、普段お会いする機会のない映画関係者の方々とお仕事ができてうれしかったです」と笑顔を見せた。また、「成瀬がすごく豹変しする役ですが、普段から薄々感じていた成瀬の隠れた一面が出ていて面白かった。みんなの演技を見ていて、こんなにも引き出しが多いんだって改めて思いました」と各メンバーを称賛。成瀬も「もがちゃんは、後半のアクションシーンが激しいんですけど、陰でめちゃくちゃ練習している姿が見られてうれしかったです」と話していた。

11日にオープンする白魔女学園カフェは、そんな『白魔女学園』をモチーフとしたコンセプトカフェ。「白魔女学園名物シチュー」(クリームシチュー・1,200円)や「美しき糸の華麗なる純白輪舞曲」(白いキノコとツナのクリームパスタ・1,200)といった、白を基調としたオリジナルメニューや、各メンバーをイメージしたカクテルなどを店内で楽しむことができる。

成瀬によれば「メニューの名前はメンバーたちで一生懸命考えました。杏仁豆腐の"ハッピープルプル"は魔法を使う時の掛け声なんです」という。会場内には作品の衣装や撮影風景が展示されており、最上は「メイキング風景的な写真が店内に飾られていて恥ずかしいんですが、演技をしているところと素の部分を見てもらえたらと思います」とアピールしていた。

「でんぱ組.inc presents 白魔女学園カフェ」は9月11日~23日、渋谷PARCOパート1・7階特設会場で開催。期間中にはでんぱ組.incのメンバーがカフェに来店する日もあるという、詳細は公式サイトをまで。特撮映画『白魔女学園』は、9月21日より世界同時配信、および新宿バルト9ほかで公開される。