KDDIは10日、同社の2013年夏モデル「HTC J ONE HTL22」のAndroid 4.2へのOSアップデートを開始した。Android 4.2では画面の操作性を改善し、独自機能「HTC Zoe」に新機能を追加する。このほか無線LAN規格の「IEEE802.11ac」などに対応する。
HTC J ONE HTL22は、約4.7インチディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン。メタル素材を採用したボディが特徴で、ホーム画面にSNSの投稿をまとめて表示する新機能「HTC BlinkFeed」を備える。さらに、シャッターを押す1秒前から4秒間を撮影できるカメラ機能「HTC Zoe」など多彩なカメラ機能を内蔵する。
今回のアップデートでは、「HTC Zoe」機能を改善。撮影した写真や動画を30秒のハイライト動画にできる「ビデオハイライト」機能に6種類の新規テーマを追加、カメラ起動中に被写体を長押しすると被写体にAE(オート露出)/AF(オートフォーカス)ロックする機能を追加した。
また、Zoeモードで撮影した写真/動画の保存方法を変更。シャッターを押した時の写真1枚と、シャッターを押してから3秒間の動画の2つのファイルが保存されるようになった。なお、このほかの写真は動画ファイルに含めて保存される。
画面操作の改善点としては、よく使う機能のON/OFFを簡単に切り替えられる「クイック設定パネル」を追加、ホームキーをカスタマイズして長押し時にメニューキーに割り当てることが可能になった。またホーム画面でバックキーが利用可能となり、画面下のドッグのカスタマイズが行えるようになった。このほか、無線LAN規格の「IEEE802.11ac」や、Wi-Fiの安定制御機能に対応する。
(記事提供: AndroWire編集部)