大人になれば仕事・恋愛・健康と様々な悩みがあるさ。できればちょっとのお金やライフハックで解決できたらいいんだけれど……大人の男性が直面する様々な問題に対して主にスマホを使った解決法を女性ライターがお教えします。今回は「スマートフォンの画面の見やすさ対策」について。
今週のお悩み
周りのみんながスマホを使っているので、そろそろさすがに携帯からスマホに変えようと思っているのですが、ひとつ悩んでいることがあります。スマホって画面が見づらくないですか? 買う前に試しに妻のスマホを借りて使ってみたら、画面が暗く感じました。妻には「老眼が始まった」と笑われましたがそんなことありません。スマホの画面って暗いのが基本なのでしょうか?
回答
画面の見やすさは私も他人事ではありません。あ、私も老眼じゃないですよ、本当に。特に外でナビ使うときとかイライラしましたし。スマホを買ったはいいけど、見づらさがストレスになったら嫌ですものね。実は、スマホの画面が見にくく感じる原因はいくつかありますので、原因を説明しつつ対策を紹介しましょう。
・見にくい原因その1: 省エネモードなどで画面を暗くしていた
実はスマホの画面は設定で明るさを変更できます。Androidスマホの場合、「設定」から「画面の明るさ」を選んで調整することが可能。ただし、明るくするとそれだけ電力を使ってしまうということで、スマホのバッテリーを使わないために省電力アプリやモードを使ったら画面が暗くなったということも。「画面が暗い」と感じたら、明るさと省エネの設定を見直してみましょう。
・見にくい原因その2:ブルーライトカット機能などの液晶保護フィルムを使っている
スマホの画面を守って指紋をつきにくくする液晶保護フィルム。しかし、フィルム自体が光を反射してしまうので見にくくなってしまうことが。また、睡眠障害や眼の健康にいいとして、最近注目を集めているブルーライトカット機能つきフィルム。健康にはいい反面、青色光をカットするため視認性が悪くなってしまうこともあるようです。最近は見やすさを重視したフィルムも売っているので、そういった製品を選ぶのも解決法のひとつ。
・見にくい原因その3: 画面が見づらいスマホを使っている
実はスマホの画面の見やすさは機種によって差があります。筆者も先日、シャープのAQUOS PHONEを購入しましたが、見やすい液晶に定評があるだけに画面にストレスを感じることなく使えます。また、富士通のARROWSシリーズには「ヒューマンセントリックエンジン」という、使っている環境にあわせてスマホを調整する技術があるのですが、屋内外で画面のコントラストを変化させて常に見やすい画面にする機能もあるのです。新機種が登場するにつれ、画面の見やすさが向上していますが、メーカーにより差があるもの。相談者さんはこれからご購入とのことなので、販売店で実際に画面を見て選んでみてはいかかでしょうか。
携帯に比べてスマホは情報量が多く画面が細かいので見やすさが気になるのは当然のこと。でも、大画面ほど見やすいかというと決してそうではなく、液晶や画面処理、設定も関係してきます。ストレスを感じることなく使うためにも、購入時の検討はもちろん、すでに持っている人も設定の見直しをしてみてはいかがでしょうか。