有馬ビューホテルは、大型日帰り温浴施設「有馬温泉 太閤の湯」を2014年1月16日から全面改装し、2月22日にグランドオープンする。
黄金の茶室を再現した温泉
今回の改装では豊臣秀吉が通った温泉にちなみ、館内を安土桃山時代風に一新。大浴場には「黄金の蒸し風呂」を新設する。黄金の蒸し風呂には、壁・天井・柱などは金張り、畳表は猩々皮(しょうじょうひ)、縁は萌黄地金襴小紋(もえぎじきんらんこもん)、障子には赤の紋紗(もんしゃ)を張った、豪華なデザインを採用する予定となっている。
フロントは安土桃山時代に建築された聚楽第(じゅらくだい)など、代表的な建造物に取り入れられた入母屋(いりもや)屋根仕立てとなる。更に、「楽市楽座」と名付けた売店街や食事処なども、安土桃山をイメージした施設に改装する。
また、26番目の新施設として、「南蛮渡来 涼感爽健房(なんばんとらい りょうかんそうけんぼう)」もオープン。身体を冷やしながらマイナスイオンで身体を癒やす、ハンガリーの「ソルトビット」を体験できる冷気浴施設を予定している。
園内には、有馬温泉とゆかりの深い「黒田官兵衛」のNHK大河ドラマ放映にあわせ、「官兵衛古道(かんべえこどう)」も整備する。
改装工期は2014年1月16日~2月18日(予定)。投資額は約5億円。