トレンド総研は20~40代の会社員500名を対象に、2013年から2014年にかけての「年末年始休暇」に関する意識調査を実施した。調査期間は8月26日~28日。
旅行と帰省、両方楽しむのは「難しい」
まず、昨年の年末年始に帰省又は旅行をしたか尋ねたところ、最も多かったのは「帰省をした(旅行には行っていない)」(54%)だった。「帰省も旅行もした」は34%にとどまった。
そこで、「年末年始のタイミングに、帰省と旅行を両方楽しむのは難しいと思うか」を聞くと、75%が「そう感じる」と回答。理由としては、「時間的な余裕がないから」(81%)、「金銭的な余裕がないから」(41%)、「体力的な余裕がないから」(20%)などが挙げられた。
今年は「9連休」と知っている人は36%
続いて、「今年の年末年始は、多くの企業が9連休であることを知っていましたか?」と尋ねたところ、「知っていた」と回答した人は36%だった。
9連休が取得できたら71%が「帰省と旅行を楽しみたい」
そこで、改めて「今年の年末年始に“9連休”が取得できた場合、帰省と旅行の両方を楽しみたいと思いますか?」と聞いたところ、71%が「そう思う」と回答した。
具体的にどのような楽しみ方をしたいかと聞くと、「実家の長崎に帰る途中、神戸あたりで1泊したい(女性・愛知県)」など、帰省する前後に別の土地に立ち寄りたいという声があった。また、「1回実家に帰り、家族全員で東北や北海道に旅行(男性・埼玉県)」など、帰省先で集まった家族らと一緒に旅を楽しみたいという声も見受けられた。