数学甲子園予選の様子(8月20日東京会場)

財団法人日本数学検定協会は、「数学甲子園(第6回全国数学選手権大会)」の予選を8月17日・18日・20日・26日に11都道府県で開催し、本選出場30チームが決定した。

予選参加校・チームは過去最高数

「数学甲子園」は全国の中学生・高校生・高専生が団体戦で数学力を競い合う大会で、今年度で6回目を迎える。"数学の問題を解く力"を競うだけでなく、チームで力を合わせて数学の難問に挑戦することや、問題を創作する力、プレゼンテーション能力、チームワーク力、理解力や説明力など総合的な力が試される。

今回の予選参加校・チーム数は、過去最高の159校291チーム1,206人だった。予選では、「実用数学技能検定」(数学検定)の準2級から2級(高校1年生から2年生)程度の問題20問(制限時間1時間)を、参加選手全員が挑戦。その結果、チームの平均点上位30チームが9月15日に東京で開催する本選への出場権を獲得した。

今回、本選に駒を進めた24校30チームのうち、豊島岡女子学園高等学校(東京都)、東海高等学校(愛知県)など8校が大会初出場。第1回、第2回大会優勝校の時習館高等学校(愛知県)は、6回連続大会・本選出場となる。津高等学校(三重県)も、6回連続大会出場、本選5回出場で、初の優勝を目指すという。

本選出場チームの詳細は、数学甲子園公式サイトで公開している。

本選は、東京都千代田区のソラシティ カンファレンスセンター内 ソラシティホールで、9月15日の9時40分~17時20分に開催。