ネオマーケティングは6日、ウチ(家)の中の生活をより充実させたいと考える「ウチ族」および「ウチ充」をテーマにした調査結果を発表した。調査は8月9日~19日、全国の男女750人を対象にインターネットリサーチで実施された。
家の中の生活環境の充実を優先する「ウチ族」が63.1%
スクリーニング調査で、20代から50代の男女3,831人に聞いたところ、自分は「ウチ充(家の中の生活環境の充実)」をより優先させたい「ウチ族」だ、と答えた人は全体の63.1%だった。
一方、自分は「ソト充(外出先など家以外の環境の充実)」を優先したい「ソト族」だ、と答えた人は16.8%。圧倒的に「ウチ充」重視の「ウチ族」が多いという結果になった。
恋人とのデート、「主に家で」が31%
さらに、自分は「ウチ族」だと回答した20代の男女(100人)を対象に、恋人とのデートの場所は主にどこかを聞いた。デートは主に「ウチ(家)」で、と答えた人は全体の31.0%。およそ3人に1人の「ウチ充」20代が、デートの場所として主に「ウチ(家)」を選んでいるということがわかった。
家デートのマストアイテムは「テレビ」「ネット」「スマホ」
また、主にウチでデートをすると答えた人に、「ウチデート」のマストアイテムをたずねたところ、「テレビ(54.8%)」「インターネット(45.2%)」「スマートフォン(45.2%)」「パソコン(38.7%)」「ゲーム(32.3%)」が挙がった。多かった回答の全てが、インターネットに関連するものという結果になった。
さらに、ウチの中で恋人と会話をするときの方法を聞いたところ、実に3人に1人の33.0%の人が恋人との会話に「Eメールやショートメール、無料通信アプリを使う」と回答。「やはり、イマドキ『ウチ充』世代の『ウチラブ』にとって、インターネットとスマートフォンは、なくてはならないアイテムのようです」と調査では分析している。