歌舞伎俳優の市川海老蔵が6日、オフィシャルブログを更新し、アニメ映画の宮崎駿監督が正式に引退を表明したことを受け、心境をつづった。

宮崎駿監督の引退を惜しんだ市川海老蔵

宮崎監督の引退会見をテレビで見守りながらブログを更新した海老蔵は、「さみしい…スタジオジブリはじまって30年だそうです。僕とジブリの唯一の共通点…はじめて知りました…」とコメント。海老蔵は今年、歌舞伎俳優として30周年という節目の年を迎えた。

先月22日付のブログでは東京ディズニーランドやGショックが、自身と同じ30周年だったことを「一緒の30周年との出会いが僕の心を癒してくれます」と喜んでいたが、今回は「風立ちぬ‥みたくない‥涙‥見ますよ! でも見たくないなぁ~」と相当ショックなようだ。そして、「僕は、宮崎駿監督の全ての作品が好きですから本当に残念」と引退を惜しみ、「トトロもナウシカも魔女の宅急便も千と千尋も紅の豚もハウルの動く城ももののけ姫もラピュタもカリオストロも 大好きです」と熱い思いをつづった。

さらに、「特に僕は子供の頃ルパン三世をずっと見ていて好きでしたが初めてカリオストロの城を見たときに今までにルパン三世で見た感動とは違う大きな夢やぬくもりや優しさと恋を見せられたのが、とても印象的で、その作品が宮崎駿監督作品だとは後から知ってそれから好きだなぁと思う作品はことごとく宮崎駿監督のものでしたから…」と続け、最後まで「本当にさびしい‥」と残念がりながら、この日のブログを「でもなにかこの悲しさをインスピレーションをうけて自分の糧にしていこうと会見を見ながら強く思っています」と結んでいる。