NTTドコモがiPhoneの取扱いを開始するとの報道を受け、6日の東京株式市場におけるNTTドコモ株は、前日終値に比べ3.8%高の165,600円まで上昇した。終値は同0.5%高の160,400円となった。

NTTドコモ株が堅調に推移した一方で、すでにiPhoneを取扱っているKDDIとソフトバンクはあおりを受けた。KDDI株は同2.6%安の1株4,770円まで落ち込み、一時、同1.42%高の4,975円まで値を上げたものの、同0.2%安の4,895円で引けた。ソフトバンクは終始軟調な展開に。同約3.37%安の6,300円まで落ち込み、同2.15%安の6,380円で引けた。

なお、NTTドコモは一連の報道について「当社が発表した事実ではございません。また、現時点において、開示すべき決定した事実はございません」とコメントしている。