ゼネラルモーターズ・ジャパンとヤナセグローバルモーターズは、「キャデラック・シボレー大阪中央」「キャデラック・シボレー神戸東」「キャデラック・シボレー楠(名古屋市北区)」の3店舗を、GMのグローバル・コンセプトにもとづきリニューアルオープンした。
ヤナセグローバルモーターズは1915年からGM車の日本での販売を手がけ、100年近くに及ぶパートナーシップを築いている。GMの日本の正規ディーラー34店舗のうち13店舗を同社が運営し、札幌と東京については、すでにGMのグローバル・コンセプトにもとづいたリニューアルを終えている。今回、リニューアルされたのは関西圏の2店舗と名古屋の1店舗で、輸入車の重要マーケットとされる東名阪の店舗をすべてリニューアルしたことになる。
新しいショールームは外観、インテリアともに白で統一された明るく清潔感あふれるデザイン。商談やメンテナンスのみならず、オーナーが気軽にくつろげる「カスタマーラウンジ」のスペースを設けたのが特徴だ。
このリニューアルに際し、ゼネラルモーターズ・ジャパンの代表取締役社長、石井澄人氏は、「GMの日本市場における販売台数は2010年以降、堅調な伸びを示し、「キャデラックATS」により新たなお客様の獲得につながっています」と話し、これまで開示していなかった販売台数に関してコメント。好調な販売と、今後の躍進への決意の表れといえる。
今年3月に発売した「キャデラックATS」の販売はきわめて好調で、GM車全体の販売を牽引しているという。来年前半には、アメリカを代表するスポーツカー「シボレー コルベット」や、「キャデラックCTS」の新型も発売される予定。両社ではこのタイミングで重要な販売拠点の5店舗を相次いでリニューアルすることで、さらなる販売増につなげたい考えだ。