ソニーは5日、画像や動画を保存・共有できるクラウドサービス「PlayMemories Online」を今秋以降にアップデートすると発表した。新たに1,920ピクセル以内の写真を枚数制限なく保存できるようになるほか、スマートフォンやPCなどに別々に保存していた写真を、自動的にクラウド上にまとめる「オールシンク機能」を追加する。
「PlayMemories Online」は同社が提供するクラウドサービスで、PCやスマートフォン、デジタルテレビ「BRAVIA」などのデバイスで、アップロードした写真や動画を共有できる。容量は5GB。
オールシンク機能は、スマートフォンやPC内の写真を自動的にアップロードする機能。1,920ピクセル以内の写真であれば枚数制限なく保存できるようになり、見やすい大きさや配置に自動整理されるため、写真の閲覧性が高まるとする。なお、1,920ピクセル以上の写真は自動で1,920ピクセルにリサイズされる。動画およびフルサイズの写真は、従来通り5GB容量まで保管できる。
また、同社製スマートフォン・タブレットシリーズ「Xperia」の写真管理アプリ「アルバム」とも連携。オールシンク機能へのアップデート対応で、PC内の写真も閲覧できるようになる。
サービス展開国についても、5日現在の6カ国(日本/アメリカ/カナダ/ドイツ/フランス/イギリス)から拡大予定。新たに、ベルギー/オランダ/スペイン/イタリア/ロシア/アイルランド/スウェーデン/デンマーク/フィンランド/ノルウェー/メキシコ/オーストラリア/ニュージーランド/台湾/香港の15カ国で展開する予定だ。