スマートフォンの修理で最も多い"ガラスパネルの破損"。実際、どのくらいの人が経験をしたことがあるのか。スマートフォンユーザー597人に聞いた。
ディスプレイ破損の経験のある人は、597人中29人で全体の4.9%だった。次にどのような状況で破損させたのかを聞くと、「防弾が謳われていたのでエアガンで撃ったら割れた」(男性29歳・自動車関連)などというツワモノもいたが、日常のどこにでもスマホのパネル割れの危険が潜んでいることがよくわかる回答が多数出た。
- 電車内で揺れた時にバランスを崩して落とした(男性25歳、機械・精密機器)
- 飲み会後の酔った状態でアスファルトに落とした(男性25歳、電機)
- スマホを見ながら歩いていて、手からスルッと落ちてしまった(女性29歳、運輸・倉庫)
- 横断歩道で信号かわりかけて走ったらパーカーの前ポケットから落ちて割れた(女性34歳・経営・コンサルタント系)
- 転倒した時ポケットにアイホンを入れていて割れた(女性32歳、ホテル・旅行・アミューズメント)
- 仕事中、ズボンのポケットにいれていて、トラックの荷台の角にぶつけて割ってしまった(31歳男性、団体・公益法人・官公庁)
- 道でアスファルトに落として画面にひびが入ってしまった(女性28歳、生保・損保)
次にディスプレイが破損しないように心がけていることや対策について聞いてみたところ、
- 保護シールを貼っている(女性24歳、運輸・倉庫)
- ポケットに入れない(女性22歳、医薬品・化粧品)
- 必ずカバーを買ってつけるようにしてます(男性40歳、自動車関連)
などといった意見が大勢を占めた。これらの対策はいわば基本中の基本。それ以上の対策はというと……、"気をつける"的な精神論しか回答が見当たらず。ごついケースを装着すれば、破損の可能性を低くできるが、スマホの美観を損なわず、ディスプレイの破損を防止するという抜本的な解決方法はないのかもしれない。
最後に、通信キャリアなどが提供する紛失・故障時に活用できる有料の保証サービス(オプション)に加入しているか否かについて聞いたところ、加入していない人は354人で全体の59.3%を占め、加入者よりも多かった。生命保険への加入状況を他国と比較して「日本人は保険好き」などといわれるが、スマホの紛失・故障に関しては当てはまらないのかもしれない。
調査時期:2013年7月5日~2013年7月7日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:597件
調査方法:インターネットログイン式アンケート