結婚を意識した交際をしている最中や、婚活中の女性が気になるのは、自分は結婚相手として合格しているのかという点。男性が人生のパートナーを決める際、家事力が低すぎると「こいつとは結婚できないな……」と感じてしまうことはよくある話ですが、他にもそう思ってしまう瞬間があるのです。それは一体、どんな時なのでしょうか。
■親離れできておらず特に母親と仲がいい
出かけるのも一緒、恋愛話をすべて母親に報告するという、極度に仲が良い母娘が増えていますが、この絆の強さを目の当たりにすると、男性は明るい未来を描きづらくなります。結婚が決まれば新居は妻の実家近くになり、夫婦げんかをすればすぐ実家に帰る、挙げ句の果てにけんかの内容を母親に報告して夫である自分が責められるなどと言った、負の側面を想像してしまうからです。
しかも、「仲が良くて何が悪いの?」と、むしろ疑問を覚えることが多いのも、親離れできておらず母親にベッタリしている女性の特徴。基本的に母娘の仲がいいのは歓迎される要素ですが、度が過ぎると「自分のことを一番に考えてほしい」という男性側の欲求を満たせなくなる側面もあります。「結婚したら最優先するのは自分の新しい家族」という意識を持つと避けられるはずです。
■男性を見下すクセがある
例えば男性が悩みをポロッと口にした時、「それぐらい何よ!」というような言葉がけをするのは、男性を見下している証拠。この言葉の続きには「私のほうが大変なのよ」という"自分の方が上である"という本音が隠されているからです。
この特徴は、結婚しても男性と同様に働く女性が増えるのと比例するかのように増えてきています。ですが、「仕事を大変だと感じるポイントは人それぞれであり、自分が一番大変なわけではない」という意識を忘れなければ改善できます。
■経済力がない
結婚したら専業主婦になるのは、一部の層を除いて今や時代にそぐわないパターンになってしまいました。仕事が嫌だから専業主婦になりたいと考えている女性は、一度自分のキャリアプランを見直して、やりがいある仕事を見つけたほうが、むしろ結婚への近道になるかもしれません。
ただし、女性がフルタイムで働くのであれば、家事も夫婦共同というのが最近の結婚の形。家事を手伝わずに働いてほしいという男性は、自分勝手な希望を押しつけているだけ。この手の男性とつき合って結婚すると、女性は仕事と家事、子供が生まれたら育児も加わって、ストレスフルになることが目に見えています。
他にもまだ男性から「結婚相手としては考えられない」とダメ出しされてしまう特徴はありますが、今回は3つ、ご紹介しました。あなたは当てはまっていませんか?
著者プロフィール
内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。1200人以上の人物取材の経験で磨かれた鋭い洞察力が武器。事務、販売、接客など数多くの職業を経験後、2004年にフリーライターとして活動開始。多種多様な依頼をこなすうちに人物取材を得意とするようになり、男性誌で約3年以上、恋愛やセックス特集を担当。ライター活動中に取得した心理カウンセラーになるために学ぶ必須項目の心理学と取材データを元に、処女作の「恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80」(講談社)を上梓。心理カウンセラーとしても活動中。「恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ」も更新中。