アイ・オー・データ機器は4日、ストレージ仮想化ソフト「VVAULT Professional OEM」を採用したNAS製品「HDL-Z6WLCV」シリーズを発表した。受注生産で販売される。価格(税別)は6TBモデルが350,000円、12TBモデルが380,000円、18TBモデルが440,000円。
ストレージ仮想化ソフト「VVAULT Professional OEM」を採用するNAS。本体にはUSB 3.0×2基およびUSB 2.0×5基を備え、そこに接続したUSB HDDやネットワーク上のNASなどを、1つのドライブ(仮想記憶領域)として扱えるため、既存のストレージ資産を無駄にせず1つに統合できる。最大99台までのストレージを接続可能。
ただし、ライセンス利用期間が1年となっており、以降も利用する場合は1/2/4年のライセンスを購入する必要がある。ライセンス価格(税別)は1年で50,000円、2年で95,000円、4年で180,000円。
OSには、Windows Strage Server 2012 Stanndard Editionを搭載。内蔵HDD台数は6台で、Western Digital製「WD Red」を採用。CPUはIntel Atom(2.13GHz)、メモリは4GB。RAID機能も搭載し、RAID 0/5に対応する。
インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×2、USB 3.0×2、USB 2.0×5、eSATA×2。本体サイズは約W260×D235×H180mm、重量は約9.6kg(本体のみ)。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Windows Server 2003(SP1) / 2003 R2 / 2008 / 2008 R2 /2012、Mac OS X 10.5以降。