俳優の松田翔太、女優の武井咲が、10月14日スタートのフジテレビ系月9ドラマ『海の上の診療所』(毎週月曜21:00~21:54)に出演することが4日、明らかになった。
大小あわせて700ほどの島々がある瀬戸内海。その中の多くは頼れる医師がいない"無医島"で、こうした問題を解決すべく、約50年前から離島を巡る病院船・済生丸が活躍している。今回のドラマはその済生丸をモチーフに、"海診丸"の船上で共同生活をしながら離島を巡る医師や看護師たちの物語を、訪れる島々にまつわるエピソードと共に描いていく。
月9初主演の松田が演じるのは、海診丸にひょんなことから乗り込んだ若手医師・瀬崎航太。優秀な医師でありながら美人にめっぽう弱く、行く先々のマドンナたちのために奔走するも結局は毎回フラれてしまうという情けない一面を併せ持っている。松田はこの役柄について「三枚目の医者というファニーな役どころなので、本当に楽しみです」と撮影が待ちきれない様子で、「離島での撮影ということもあって、キャストとスタッフの皆で家族のようになれたらいいな、と思います」とコメント。「温かいドラマになること間違いなしなので、これから秋をむかえる10月クールは、月9を楽しみにしていただきたいと思います」とアピールしていた。
また、松田のパートナーとなる看護師・戸神眞子を演じるのは、月9初のヒロインとなる武井咲。筋が通っていないことが嫌いなため、突然船に現れた一見いい加減な航太へのイラ立ちが抑えられない。初めて乗船してきた航太を不審者と勘違いし、飛び蹴りを食らわせたため、海診丸のメンバー内では「広島一帯を締めていたレディース上がりなのでは」ともうわさされている。武井はこの強烈な役柄について、「今までにやったことのないキャラクターなのでわくわくしています」と語り、「松田翔太さん演ずる航太とのやりとりや、二人の間がどのように変化していくのか、まだ見ぬ先々の展開がとても楽しみです。瀬戸内海の美しい島々でのロケも楽しみです」とこちらも撮影を心待ちにしているようだ。