eラーニング教材を販売する「すららネット」は9月3日、「小中高生の『スポーツ』に関する意識調査」の結果を発表した。小学校1年生から高校3年生までの男女を対象に行い、414人から有効回答を得た。
小中高生がやっているスポーツは「バスケ」「サッカー」「野球・ソフト」
小中高生がやっているスポーツ(複数回答可)は、全体でバスケットボール(11.0%)がトップとなった。以下、「サッカー」(10.7%)、「野球・ソフト」(10.5%)と、球技が上位3傑を占める結果となった。男女別で見ると、男子は同3種目がトップ3に入っている一方、女子は1位に「バドミントン」、2位に「水泳」と球技以外の種目が上位に目立った。
好きなアスリート1位はイチロー、球技関連の選手が上位に
「好きなスポーツ選手は誰ですか」という問いに対して、最も回答が多かったのは「イチロー」(23.7%)。次いで、「浅田真央」(22.9%)、「北島康介」(18.8%)と世界を舞台に活躍する選手に好感を抱いている子供が多い傾向が明らかになった。トップ10のうち、野球が2人、サッカーが3人、卓球が1人ランクインするなど、ここでも球技人気が高いことがうかがえる。
世界レベルで行われる競技は、9割が「近くで見てみたい」と回答
2020年の開催地決定を直前に控えるオリンピックのような、世界レベルで行われるスポーツに関しては、「とても見たい」と回答した割合は56.8%。「見たい」と「どちらかと言えば見たい」を含めると、実に89.6%が間近で世界レベルの競技を体感したいという。実際に見たいスポーツは、「サッカー」「野球・ソフトボール」「水泳」「バスケ」が上位だった。
8割以上が「オリンピックはテレビ観戦したい」と回答した調査もあるため、小中高生の方が臨場感にあこがれを抱いている結果と言えそうだ。