PCMark 8 v1.0(グラフ20)
FutureMark
http://www.futuremark.com/
アプリケーションテストの代表例ということで、PCMark 8の結果をグラフ20に示す。面白いのは、確かにSandy Bridge-Eと比べるとIvy Bridge-Eは多少の高速化は実現できているのだが、Haswellに及ばないケースが少なくないこと。個別のテスト結果を見ると、何かが突出して高速という訳ではなく「全般的にHaswellがやや高速」という感じである。
表2は、実際にPCMark 8 Homeでのテスト結果をまとめたものだが、テストによってはIvy Bridgeが一番早い(例えばVideo ChatのEncode)ケースもあるものの、トータルではHaswellに軍杯が上がる結果になっている。
■表2 | ||||
テスト項目 | Sandy Bridge-E | Ivy Bridge-E | Haswll | 単位 |
---|---|---|---|---|
Web Browsing - JunglePin | 0.297 | 0.294 | 0.288 | sec |
Web Browsing - Amazonia | 0.126 | 0.126 | 0.126 | sec |
Writing | 4.98 | 5.5 | 4.43 | sec |
Photo Editing | 2.38 | 2.18 | 2.31 | sec |
Video Chat/Video Playbck 1 | 30 | 30 | 30 | fps |
Video Chat/Video encoding | 50 | 47 | 55 | fps |
Casual gaming | 78.6 | 83.3 | 92.8 | fps |
強いて大きな性能差があるといえるのはCasual Gamingの結果程度であるが、これはこの後のゲームテストでもう少し見たほうが良い様に思う。テスト内容がそれほどMulti-Threadedではない(4Core/8Threadを6Core/12Threadにしたからといって、それほど顕著に性能が上がらない)ものばかりなので、この結果はまぁ妥当ではないかという気もする。