スズキは3日、軽乗用車「ワゴンR」が、1993年9月3日の発売開始から20年となる2013年9月に、国内累計販売台数400万台を達成する見込みだと発表した。ワゴンRが、発売開始から20年での国内累計販売400万台を達成すれば、「アルト」を抜いて同社歴代最速の記録達成となる。

特別仕様車「ワゴンR 20周年記念車」

同社はワゴンRについて、「個性的で存在感あふれるスタイリング」「乗り降りと運転のしやすさ」「室内空間の広さ」などの特長や、軽自動車ならではの扱いやすさと経済性の高さにより、軽ワゴンという市場を築き上げた軽自動車を代表するモデルだとしている。購入者からの要望や、安全性能、環境性能の向上など、その時代に適応する機能や性能を取り入れながら進化を続け、現在のワゴンRは5代目となっている。

5代目ワゴンRは、エネチャージをはじめとした「スズキグリーン テクノロジー」の採用により、軽ワゴントップクラスの低燃費(30km/L)と力強い走りを実現。さらにレーダーブレーキサポート、誤発進抑制機能等の先進の安全技術を搭載するなど、誕生以来の商品特長はそのままに、経済性、走行性能、安全性能の進化に磨きを掛けたモデルに成長したという。