トヨタ自動車は3日、7人乗りミニバン「シエンタ」を一部改良するとともに、新グレード「DICE-G」を設定して発売した。価格は162万5,000円~198万3,500円。
シエンタの一部改良では、コーナリング時の横滑りを防止する「VSC」(Vehicle Stability Control)と、発進・加速時のタイヤの空転を防止する「TRC」(Traction Control)を2WD車に標準装備するとともに、プロジェクター式ヘッドランプを全車に設定拡大し、より安全性に配慮したとのこと。
新設定されたDICE-Gは、助手席側にパワースライドドア(挟み込み防止機能・リモコン付)を装備したほか、IR(赤外線)カットウインドシールドグリーンガラス(UVカット機能付・熱吸合わせ)、オートエアコン(外気温度表示機能付)、プラズマクラスター、アームレスト(運転席・助手席)を採用するなど、快適装備を充実させている。
さらに、本革巻きシフトノブを採用し、シフトレバーベゼルやヒーターコントロールパネルにピアノブラック塗装を施したほか、シートバックポケット(運転席・助手席)、助手席シートアンダートレイなどを標準装備。
あわせて、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についてもベース車同様の改良を施すとともに、助手席リフトアップシート車のベースグレードを見直している。