「ほぼ日手帳2014」ラインナップ

「ほぼ日手帳2014」発売当日の様子

「ほぼ日手帳2014」が9月1日に発売開始、販売を行っている渋谷ロフトでは多くの人が集まり、思い思いのカバーを手に取って買い求めた。

同商品は糸井重里氏が発行する「ほぼ日刊イトイ新聞」より2002年発売、以来毎年ラインナップを変えながら販売を重ねている。文庫本サイズで1日1ページ、180度に開く製本、多種多様なカバーなどが特徴。オリジナル、週間タイプのWEEKS、A5サイズのカズンなど仕様も増やしながら、2013年度版は48万部を売り上げているという。

糸井重里さん、松浦弥太郎さん、西田善太さんのトークショーも開催

渋谷ロフトでは9月1日から10日までの期間、「手で書く手帳展。」を開催。アーティストやクリエイターの手書きメモや手帳、日本南極地域観測隊の方など様々な人の使い込まれたほぼ日手帳を展示している。

発売当日には糸井重里さん出演のトークショーを開催し、『暮らしの手帖』編集長の松浦弥太郎さん、『BRUTAS』編集長の西田善太さんとともに軽妙なトークを繰り広げた。

左から糸井重里さん、松浦弥太郎さん、西田善太さん西田善太さん

松浦さんが「若い頃は全部頭の中に入っている自信があったから、書くなんてとんでもないと思ってた!」と言うと、糸井さんも「僕もメモをとるのが嫌いだった!」と同意する場面も。

松浦さん「30くらいから考えることと記憶することの両立が難しくなってきた(笑) メモを書き始めたら面白くて。頭が空っぽになって集中力が増す」

西田さん「ファッションショーに行ったとき、モデル絵を描いている人がいて。その人の方が、何十倍も体に入れているんだろうなと思った」

糸井さん「"考え"だけ記録するようになった。考えることってとっちらかってるから、どうしても忘れちゃう。気に入ったボールペンとかも書くけど、これは後から調べてもいいじゃない。お風呂の中で何か思いついたら、バスタオルを巻いて書きにいったりする(笑)」

このトークショーの様子は後日、ほぼ日刊イトイ新聞に掲載されるとのこと。また「手で書く手帳展」は渋谷ロフト6階(東京都渋谷区宇田川町21-1)にて9月1日~9月10日、10:00~21:00開催中。