"お米のトータルプロデュース事業"を展開する八代目儀兵衛は10月7日、東京都・銀座に体験型レストラン「銀座米料亭 八代目儀兵衛」をオープンする。
究極のお米が食べられる体験型レストラン
同社の代表である"五ツ星お米マイスター"の兄、橋本隆志氏は、先代より受け継がれた"お米を選び抜く技と味覚"を元に、毎年全国各地を回り米を吟味。また、"米炊き職人"である弟、橋本晃治氏は、米の旨みを存分に引きだすため、有田焼の窯元と共同開発をした同社オリジナルの土鍋炊飯釜「Bamboo!!」で炊き上げる。
同店で味わえる米は、産地銘柄にとらわれず、その年毎に吟味し、さまざまな種類、食べ方で「甘さ」が感じられるものを用意するとのこと。コースのメインで提供する"土鍋ご飯"は、全国から目利きし、米の掛け合わせの技を集約して作られた、同社オリジナルブレンド米「翁霞(おきなかすみ)」を使用する。
新しいお米の買い方を提案
同社では、"味"を重視して選んだ米を、ギフトとして価値提案を行いインターネット販売している。同店は、販売する米を"ご飯=銀シャリ"として提供することで、顧客が米そのものの"甘み"を確認し、安心して購入することができる「体験型レストラン」としている。
お米の価値観が変わるメニューを提供
同店で使用する揚げ油には、米糠から抽出される米油を使用。また、佐賀有明産の海苔の表面に米油を塗り、沖縄の塩を振りかけて仕上げた、オリジナルの「塩のり」や「塩吹き昆布」、「ちりめん山椒」など、甘い米との相性を重視した料理を提供する。夜の部では、"お米文化と京料理"という伝統の和食技術を融合させた、懐石「米ざんまいコース」を用意する。
主なメニューとして、昼の部は「京赤地鶏のあんかけ親子丼」1,380円、「京の鯛茶漬け」1,580円、「京のお野菜と大海老の天麩羅御膳」1,680円。夜の部は「米ざんまいコース」が、6,800円からとなる。同店の所在地は、東京都中央区銀座5-4-15エフローレ銀座1階。営業時間は、昼の部が11時から14時30分。 夜の部は18時から22時30分までとなる。