エプソンは3日、個人向けのインクジェットプリンタ/複合機「カラリオ」シリーズのエントリーモデル「PX-436A」および「PX-046A」を発表した。基本機能を押さえたシンプルなWi-Fi搭載モデルとなる。発売は19日を予定。価格はオープンで、店頭予想価格はPX-436Aが10,000円台半ば、PX-046Aが10,000円台前半。
両機とも機能を絞り込んだ、シンプルな製品。PX-436Aは1.44型カラー液晶と操作ボタンを配置。PX-046Aは液晶パネルを搭載せず、操作ボタンのみの前面インタフェースとなっている。
2013年秋冬モデルのポイントの1つ、スマートフォン・クラウドプリント機能は、両機ともEPSON iPrintが利用できる。PX-436Aはメールプリント、リモートプリントドライバに加え、Wi-Fi Directの利用も可能だ。
主な仕様は、解像度が5,760×1,440dpi。インクがブラック/シアン/マゼンタ/イエローの顔料4色構成。最小インクサイズがいずれも3pl。対応用紙サイズはL版~A4。L判印刷時の公称速度は約75秒/枚。スキャナ解像度は1,200dpiのCISとなっており、PX-046Aは2012年のモデルから向上した。
インタフェースは、USB 2.0とIEEE802.11b/g/n対応無線LANをサポートし、いずれも有線LANは備えない。PX-436AのメディアスロットはメモリースティックDuo/PRO Duo/PRO HG Duo、SD/SDHC/SDXCメモリーカード、コンパクトフラッシュなどに対応。PX-046Aはメモリカードスロットは非搭載となる。
本体サイズと重量は、PX-436AがW390×D300×H145mmで約4.2kg。PX-046Aが同サイズで約3.9kg。