ふだん用はなくても、あるとき突然行く用事ができてしまうのが「公共機関」。住民票や印鑑証明を発行してもらうとき、税金や年金に関して照会することがあるとき、自治会など地域の代表として話し合いに臨むとき……用件はさまざま、訪ねる公共機関の名称もさまざまだ。
そんなとき困るのが、該当する公共機関の連絡先。地図アプリで探そうにも、○○地区センターやら△△出張所やら、長いうえに命名パターンが一定していない。頭には漠然と「公共機関」とインプットされているばかりで、そもそも正式名称は覚えていない。昔なら分厚い電話帳で調べたものだが、いまどき常備している家は多くないはず。
さて困った……という場合には、iOS付属の『マップ』を試してみよう。ざっくりと自宅周辺、または該当の公共機関がありそうな範囲の地図を表示し、おもむろに「市区町村」というキーワードで検索すると、市区町村役場や関連施設など市区町村が運営する公共機関が軒並みヒットする。すべてとはいかないが、保育所や小中学校、駐車場/駐輪場といった公営施設の多くは、この方法で探し出せるはずだ。
なお、この方法では位置情報だけでなく、郵便番号と住所、電話番号まで探し出せる。つまりはハローページ代わりにも利用できる(こともある)ので、おぼろげな記憶と格闘する前に、ものは試しと『マップ』で検索するのもアリだろう。
操作手順をカンタン解説
3 表示している地図のエリア内にある公共機関が検索され、その位置にピンが表示される |
4 ピンをタップすると詳細情報を確認できる。住所のほか電話番号も表示されるので、電話で連絡したいときにも便利に使える |
(提供:iPad iPhone Wire) |