TVアニメ『京騒戯画』のステージイベントが9月1日、千葉県・幕張メッセで開催されたイベント「キャラホビ 2013」のメインステージで行われ、釘宮理恵、斎藤千和、鈴村健一、矢尾一樹ら主要キャストが登壇した。

関弘美プロデューサー、矢尾一樹、鈴村健一、釘宮理恵、斎藤千和、たむらぱん

『京騒戯画』は、バンプレストと東映アニメーションがタッグを組んで2011年に始動したオリジナルアニメプロジェクト。2011年に第1弾、2012年に第2弾が配信されたWEBアニメは累計100万再生を突破し、その人気を受けてTVアニメ化が決定。10月2日よりTOKYO MX、10月4日よりBS朝日での放送がスタートする。

物語の舞台となるのは、京都であって京都ではないカガミの都・鏡都。人やモノノケが仲良く暮らし、全てのものは絵から生まれる世界で、鞍馬、明恵、八瀬の兄姉たちと時空の狭間から落ちてきた少女・コトらが織りなす物語が描かれる。監督を務めるのは20代の新鋭・松本理恵、音楽は『アイドルマスター』や『ゴッドイーター』で知られる椎名豪が担当する。

東映アニメーションの関弘美プロデューサーによれば、TVアニメ版『京騒戯画』は全10話で、各話が3章の構成になるという。第1話放送前には、これまでに配信された内容を振り返る第0話が放送され、さらに特別番組として5.5話、10.5話が制作される。詳細は明かされていないものの、特別番組と合わせて全13本という放送形態になる模様。ステージでは第1話の第1章が先行上映され、独特の色彩と空気感の映像美で来場者を魅了していた。

上映後には、オープニング主題歌を担当するたむらぱんがステージに登場。主題歌タイトルは「ココ」で、居場所を示す"此処"、それぞれの存在を示す"個々"といった意味がこめられており、松本監督と綿密なコミュニケーションを取りながら作り上げた楽曲だという。登壇者一同からの挨拶が行なわれ、イベントは終了となった。

アニメ以外の今後の展開としては、9月27日発売の電撃マオウ11月号よりコミック新連載がスタート、9月8日には京都・みやこめっせで開催される京都国際マンガ・アニメフェア2013にて『京騒戯画』ステージイベントが行なわれる予定となっている。

『京騒戯画』
TOKYO MX:10月2日(水)25:30より毎週水曜日放送
BS朝日:10月4日(金)25:30より毎週金曜日放送

(C)東映アニメーション/京騒戯画プロジェクト