エルザ ジャパンは2日、水冷と空冷のハイブリッド冷却システムを採用した、NVIDIA GeForce GTX 770搭載グラフィックスカード「ELSA GeForce GTX 770 HYBRID 4GB」を発表した。9月7日から順次発売される予定。価格はオープン。店頭予想価格は73,800円前後。
GPUの冷却には静音タイプの一体型水冷ユニット、電源部の冷却にはファンによる空冷を用いる。リファレンスモデルと比較して、GPUの温度が最大で20℃の低減、ピーク時の騒音もリファレンスモデルの約45dBに対して約25dBまで低下されたという。
また、ハイブリッド冷却システムを活かし、GPUベースクロックを1,163MHz、メモリクロックを7,280MHzにオーバークロックした設計となっている(定格はそれぞれ、1,046MHz/7,008MHz)。
主な仕様は、CUDA Core(SP)数が1,536基、GPUクロックがベースクロック1,163MHz/ブーストクロック1,202MHz、メモリクロックが7,280MHz、メモリタイプがGDDR5 SDRAM 4GBで256bit接続。PCとの接続バスはPCI Express (3.0) x16。出力端子はデュアルリンクDVI-I×1、デュアルリンクDVI-D×1、HDMI 1.4×1、DisplayPort 1.2×1。
本体サイズはW254×D115×H54mmで、拡張スロット3基分のスペースを占有する。水冷ユニットのラジエータ部のサイズはW152×D120mm×H52mm。