ASUSTeK Computerは31日、Intel Z87 Express Chipsetを搭載するMini-ITXサイズのマザーボード「MAXIMUS VI IMPACT」を日本市場向けに発売した。価格はオープンで、店頭予想価格は30,000円前後。
2013年6月に開催した「COMPUTEX TAIPEI 2013」で発表されたもので、ゲーマー向けのハイエンドマザーボード「R.O.G.(Republic of Gamers)」シリーズの新製品となる。通常のMini-ITXマザーボードでは、オーバークロック(OC)できるほどの高性能な電源回路がサイズの制約により搭載できないが、「MAXIMUS VI IMPACT」では電源回路を垂直に縦配置することで搭載可能とした。
これにより、Mini-ITXサイズながらOC使用を想定し、8+2フェーズの電源回路やOC用の各種ボタン等を実装している。また、インタフェースカード「mPCIe Combo II card」(IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0/3.0+HSコンボ)が付属し、1GB/sの帯域のNGFFにも対応する。
このほか、独自のLANチップ+データ通信最適化技術「Game First II」、USB機器への高速充電機能「USB Charger+」、バックパネルのUSB BIOS Flashbackボタンを押すだけでEFI BIOSを更新できる「USB BIOS Flashback」機能などを有する。
■主な仕様 | |
ソケット | LGA1150 |
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チップセット | Intel Z87 Express Chipset |
メモリ | 3000(OC) / 2933(OC) / 2800(OC) / 2666(OC) / 2600(OC) / 2400(OC) / 2200(OC) / 2133(OC) / 2000(OC) / 1866(OC) / 1800(OC) / 1600 / 1333MHz(最大16GB) |
拡張スロット | PCI Express (3.0) x16×1、PCI Express (2.0) Mini x1×1 |
ストレージ | SATA 6Gb/s×4、eSATA 6Gb/s×1、M.2(NGFF)×1 |
ネットワーク | Gigabit Ethernet×1 |
映像出力端子 | HDMI、Display Port |
フォームファクタ | Mini-ITX |
その他 | USB 3.0×6、USB 2.0×6など |
店頭予想価格 | 30,000円前後 |