米Appelが近々発表すると噂される廉価版iPhoneの「iPhone 5C」。未発表の端末だが、市場にはすでにiPhone 5C向けの保護ケースが出回っている。実際にケースを購入してみた。

iPhone 5C専用を謳うケース

普通のポリカーボネートケース

今回購入したのは、Amazon.co.jpで販売していた「NEW iPhone 5C用」を謳うクリアケース。もちろん、Appleは、現段階において、iPhone 5Cなるものを発表してはいない。

どうなるかわからないけれど、今できるのは、購入したケースから、推測して妄想をすることだ。妄想でもいいから、とにかく情報を! ということで、まずは見た目から。

iPhone 5と並べてみると、サイズは、ほぼ一緒。ここから推測するにiPhone 5Cなるものは、4インチディスプレイになると推測される。そして、よく見てみると、ケースの端が丸みを帯びている。これらの要素はここまでに噂レベルで報道されてきた内容とあまり変わらないところだろう。

サイズはほぼ一緒

ケースの端は丸みを帯びている

もう少しつぶさに見てみよう。カメラホール、ボリューム調整ボタンは、わりかしゆったり目に開いていた。このあたりはiPhone 4とiPhone 4Sとで変わったボリュームボタンの位置の微妙なズレなどはわからず。

カメラ部分

ボリュームボタン周り

ちなみに、ケースのサイズを定規で測ったところ、(H)125×(W)60×(D)10mm。iPhone 5のサイズは(H)123.8×(W)58.6×(D)7.6mmなので、iPhone 5のほうが薄いことになる、といいたいところだが、そもそも、ケースのほうが厚みがあって当然ではないか。そもそも、ケースの厚みはiPhoneの本体サイズよりも大きくなるわけで、小さくなることはありえない。ということで、ほぼ変わらないように思われる。

ケースのほうが厚みがあって当然

次に、購入したケースをiPhone 5にはめてみた。推測どおり、見事にはまった。若干、iPhone 5とケースの間に余分なスペースが残っているようにも思われるが、普段使いなら十分だろう。噂によれば、9月10日にAppleがiPhone関連のイベントが開催されるわけだが、今回購入したケースが使える日はやってくるのだろうか。今回の結果をもとにイメージしつつ、いまから妄想して、あと数日を待ちたい。

ぴったりはまった