最近は様々な検定があり、日本独特の文化をテーマとしているものも多くあります。その中でも今回は外国人と接するときに喜ばれそうな、ちょっと変わった検定をご紹介しましょう。

■忍者談議で盛り上がろう「忍者検定」

忍者検定でオススメなのが「甲賀流忍者検定」と「伊賀忍者検定」。甲賀流忍者検定は甲賀市観光協会と忍者検定実行委員会の主催で行われており、初級では忍者衣装のコスプレと手裏剣投げの実技で加点があります。伊賀忍者検定は2013年から実施され、伊賀忍者検定運営事務局により主催されています。子供向けの「忍たま入門試験」も併せて実施されるので、親子での受験もオススメ。忍者の歴史や道具、技術、哲学や精神などが問われます。

■魚文化に詳しくなろう「日本さかな検定」

「日本さかな検定」は「ととけん」の愛称でも知られており、日本さかな検定協会が行っています。3級は魚にもっと親しみたい人向け、2級は魚好きの人向けとなっており、漁業や流通・調理に携わる人にもオススメ。1級は広範囲の知識が問われ、魚好きの頂点とも言える内容となっています。会場は全国7カ所、マークシート式で4者択一方式。ちなみに愛称の由来は、古来より日本の子供たちが魚に親しみをこめて「とと」と呼んでいたことから。

■アキバ好きなら極めよう「アキバの達人検定」

「アキバの達人検定」はアキバの達人検定運営事務局が2013年から行っています。全部で10ジャンルから出題され、秋葉原の歴史や家電・パソコン・TVゲーム・アニメ・フィギュア・コスプレ・アイドル・グルメなど秋葉原の文化に対する深い知識が求められます。3者択一方式で問題数は100問。受験資格は問わないので、外国人の方も受験可能です。公式サイトでは例題にチャレンジすることもできます。

■きもの文化を広めよう「きもの文化検定」

「きもの文化検定」は全日本きもの振興会が行っており、きものの歴史や文化が問われます。1~5級(準2級・1級を含む)まであり、年齢や国籍を問わず受験が可能です。全国10カ所以上で試験が行われているので取得しやすく、関連する学校や職場での団体受験も行われています。公式教本や対策セミナーも用意されているので、受験前に利用しておきましょう。

日本人でも知らない知識が多く問われる検定の数々。ぜひ取得して、外国人との会話を盛り上げてみましょう。