三菱UFJニコスはこのたび、Visa加盟店でのネット通販で利用できる前払い式決済サービス「e-さいふ」のチャージ代金を、コンビニエンスストア等の店頭で前払いできるよう、専用のスクラッチカード「e-さいふVisaバーチャルプリカ」の販売を決め、第一弾として27日から、全国のサークルK・サンクス約6300店でその取り扱いを開始した。

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なお「e-さいふ」は、あらかじめインターネット上の専用口座を開設し、前払いでチャージ(入金)しておけばその範囲内で、Visa加盟店でのネット通販の支払いに使えるサービス(「Visaバーチャルプリカ」発行)。これまで口座への入金手段がクレジットカード払いのみであったものを、このたび実在店頭で前払いできるよう、「e-さいふVisaバーチャルプリカ」を販売するものだという。

具体的に「e-さいふVisaバーチャルプリカ」は、クレジットカードサイズ大の紙製スクラッチカードで、対象年齢を18歳以上に限定している。裏面のスクラッチで覆われた箇所には、購入した金額が「e-さいふ」口座にチャージできるコード(英数字)が刷り込まれており、券種は「3,000」(販売価格3300円)と「10,000」(販売価格1万400円)の2種類を用意している。

なお、このたびの方式によるチャージ手続きは、1)顧客が店頭でその券種を選んで、レジで代金を支払い、2)「e-さいふWEBサイト」にアクセスし、スクラッチ部分を削り、チャージコードを確認して必要項目を専用画面に入力、3)「e-さいふ」口座に該当金額分のチャージが完了、ネット通販利用へ、となる。

同社では、「e-さいふVisaバーチャルプリカ」の販売目標を初年度13万枚としており、今後、取り扱い提携網を拡大していく予定としている。