「友達でいよう」と言ったのが2か月前。また、同じ女性から「つき合って」と告白された。オレの断り方が曖昧で、通じてなかったのかな……。今回は、マイナビニュース会員のうち独身男性200名に、今までだれかを振ったことがあるか、教えてもらった。
Q.だれかを振ったことはありますか?
はい 28.5%
いいえ 71.5%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それは何が理由でしたか? 相手には何と伝えましたか?
■単純に
・「好みのタイプではないから」(52歳男性/金融・証券/専門職)
・「どう考えても恋愛対象ではなかった」(34歳男性/その他/その他)
・「告白されて……好きではなかったので『ごめん、そういうのは無理かな』」(30歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「恋愛感情が全くなかったので、友達にしか思えないと言いました」(30歳男性/食品・飲料/営業職)
■興味がなかった
・「あんまり恋愛に興味がなかったため」(23歳男性/学生/その他)
・「恋愛はしばらくいいと断った」(33歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・「他に集中したいことがあったから、このように伝えました」(22歳男性/学生/その他)
・「性格の不一致と自分の忙しさ……非常に忙しい旨を伝えた」(26歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
■状況的に
・「好きな人が既にいたので、そのままストレートに『応えられない』と」(44歳男性/その他/クリエイティブ職)
・「彼女がいたから、恋愛対象として見れないと伝えた」(24歳男性/情報・IT/技術職)
・「不倫、『君とは結婚できない』」(24歳男性/情報・IT/技術職)
・「子持ちだったので、『友達でいよう』」(27歳男性/建設・土木/技術職)
■振る側も一苦労
・「しつこくて、冷たくするしかなかった」(39歳男性/その他/その他)
・「遠いし、なんか面倒になりメールで伝えました」(36歳男性/医療・福祉/クリエイティブ職)
・「顔がタイプじゃなかった、自然消滅させました」(34歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「タイプじゃないから……何度断ってもしつこいから、時にはゲイを装ったり時にはロリコンを装ったり、熟女好きを装ったりしたこともあった」(29歳男性/食品・飲料/技術職)
■恋心が冷めた
・「他に好きな人ができたので『別れたい』と伝えました」(29歳男性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「熱が冷めた、距離を置こう」(27歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「好きでなくなったから、自分のことで精一杯と伝えた」(26歳男性/自動車関連/事務系専門職)
・「別の子が好きになってしまった……それとなく、気持ちがないことを伝えました」(30歳男性/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「飽きたから」(44歳男性/情報・IT/技術職)
■相性が悪かった
・「お互いが合わないと思ったから」(29歳男性/金融・証券/事務系専門職)
・「価値観が合わないと伝えました」(49歳男性/その他/その他)
・「告白されたのはうれしかったが、ちゃんと相手を理解せずに付き合わなかったので、その後合わなかった」(31歳男性/不動産/販売職・サービス系)
・「結婚したいのに、結婚してくれなかったから」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)
■総評
だれかを振ったことがある男性は、28.5%と、女性編アンケートの半分程度の割合となった。男性は、振るよりも振られることの方が断然多いようだ。
告白されて振ったことがある男性は、その理由を「好みのタイプではない」「恋愛対象ではない」「好きではなかった」からと回答。また、「恋愛に興味がなかった」「他に集中したいことがあった」「仕事が忙しかった」など、時期が悪かった場合もあるようだ。断り文句としては「友達にしか思えない」とか「恋愛はしばらくいい」など、正直に自分の気持ちや状況を伝えるパターンが多かった。
相手がしつこくて、不本意ながら冷たくせざるを得なかった、ゲイやロリコンを装う、熟女好きを装うなど、たいへんな思いをした男性の声もあった。振られる側も諦めきれず、何度もアタックしたのだろうが、振る側の心労も推して知るべきだろう。
つき合っていた彼女を振ったという男性たちは、他の人に気持ちが移ってしまったり、愛情が冷めてしまったり、価値観が合わなかったり……と、ひどい仕打ちを受けたわけではないが、相手を好きでなくなったというパターンが目立った。「結婚したいのに、してくれなかった」という理由で別れたという回答もあったが、縁がなかったと割り切るしかない。
振るのも振られるのも、お互いイヤな状況には違いない。せめて、お互いがすっきり次に進めるよう、後腐れのない別れ方をしたいものだ。
(文・アリウープ 中嶋絵里)
調査時期: 2013年7月30日~2013年8月2日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート