今回試したBDドライブ搭載モデルは、CPUに第4世代のCore i7-4500U (1.8GHz)を搭載しており、ターボ・ブースト2.0利用時は最大3.00GHzで動作する。ストレージは256GBのSSDを採用。そこで、これらのパフォーマンスをチェックするため、各種ベンチマークソフトを実行してみた。

結果は下記の通り。

Windowsエクスペリエンスインデックス

プロセッサ 7.1
メモリ 7.5
グラフィックス 5.8
ゲーム用グラフィックス 6.5
プライマリハードディスク 8.1
■ PCMark 7
PCMark score 5254
Lightweight score 5703
Productivity score 4635
Creativity score 9985
Entertainment score 3782
Computation score 16772
System storage score 5443
■ PCMark Vantage
PCMark score 15270
■ 3DMark 06
3DMark Score 6419
SM2.0 Score 2033
HDR/SM3.0 Score 2848
CPU Score 3638
■ 3DMark 11
Graphics Score 927
Physics Score 3699
Combined Score 869

PCMark 7を実行してみたところ、PCMark 7 Scoreが5254となった。またPCMark Vantageは15270、3DMark 06は6419、3DMark 11はP1036という結果だった。いずれもこのクラスのモバイルノートとしては好成績。本機は試作機のため単純比較はできないが、PCMark 7 Scoreが5424のCore i7-4500U搭載11.6型ノートPC「Let'snote AX3」(メモリ4GB/128GB SSD、2013年6月発売)とほぼ同クラスの性能と思われる。

今回、短い期間ながらLet'snote LX3試作機を触って感心したのが、本体の熱の少なさとファンの静かさ。電源プランが「パナソニックの電源管理(標準)」でバッテリ駆動のときは、長時間の使用でも底面やキーボード面、天面のいずれも不快な熱を感じず、冷却ファンの音も気になることはなかった。

プリインストールされている「Dashboard for Panasonic PC」を使えば、ファンモードや電源プラン拡張ユーティリティなどの機能に簡単にアクセスでき、好みの設定にカスタマイズすることも可能。必要に応じて活用してみてほしい。

プリインストールされている「ピークシフト制御ユーティリティ」で、バッテリで駆動する時間帯を簡単に設定できる

プリインストールされている「Dashboard for Panasonic PC」では、ECOモードやファンモード、電源プランなど、様々な本体機能に簡単にアクセスできる

製品名 Let'snote LX3(CF-LX3NERBR)
CPU Intel Core i7-4500U(1.80GHz)
メモリ 8GB
ストレージ 256GB SSD
光学ドライブ ブルーレイディスクドライブ
ディスプレイ 14型ワイド液晶(1,600×900ドット)
ネットワーク GigabitEthernet、IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth、WiMAX
インタフェース USB3.0×2、USB2.0、HDMI、D-Sub
サイズ/重量 W333×D225.6×H24.5mm/約1.395kg
バッテリ駆動時間 約22時間(Lバッテリ)
OS Windows 8 Pro 64bit
店頭予想価格 295,000円前後(Office搭載モデル)