市場調査会社のカンター・ジャパンはこのほど、日本を含む22カ国の市場トレンドと将来予測情報(名称:「グローバル・モニター」調査)を実施し、結果を公表した。
同調査は2月から4月にかけて16歳以上の男女を対象に、主にインターネット調査にて実施。対象者数は、22カ国でn=2万2,000。日本は992名となった。
健康に対する自己評価が低い日本人
「健康をコントロールできているかどうか」について10点満点(10点がもっとも高い)で評価してもらったところ、8点以上(コントロールできている)を付けた人の割合で日本が11%と、もっとも低い結果となった。
また、各国の人々に「心の健康(感情・気持ちの安定度)」に対する満足度を評価してもらった。8点以上(満足度が高い)を付けた人の割合で、日本(29%)は韓国(23%)に次いで2番目に低い数値となった。
さらに、「身体の健康」に対する満足度についても評価を聞いたところ、8点以上を付けた人の割合で、日本(25%)は韓国(24%)に次いで2番目に低い結果となった。
この調査結果を受け同社では、世界の人々に比べて日本人の「健康」に対する自己評価は高くなく、中国やインド・インドネシアなど新興国の人々は比較的高い傾向にあるようだ、と分析している。
その他、詳細は同社ニュースリリースを参照のこと。