ノルウェーのOpera Softwareは現地時間27日、「Opera 16」安定版をリリースした。既存ユーザーは自動アップロードでバージョンアップされる。Webサイトからダウンロードできる。

Opera 16では、位置情報取得のためのW3C Geolocation APIのサポート、Chromium 29エンジンの実装が行われている。また、フォームへの自動入力機能、Windows 7 / 8でのジャンプリストサポート、Mac OSでのプレゼンテーションモードへの対応なども行われている。

また、試験運用機能として「opera:flags」が搭載されており、アドレスバーに"opera:flags"と入力すると、「ご利用のブラウザが自発的に燃焼する可能性がある・・というのは冗談ですが」と前置きが表示されるカスタマイズ制御画面が表示される。

「opera:flags」では、デフォルト(有効)/有効/無効の3種類の設定で、アクティブにした順番でタブを循環/自動入力/メディアキャプチャ/位置情報取得/同期/ダイナミックなエクステンションツールバーのスケーリング/フィッシングチェック/すべてのページでGPUコンポジティングを有効など56の試験運用機能を制御できる。

自己責任でカスタマイズする「opera:flags」