abeeは27日、化研アルマイト仕上げを施したPCケース「シャイニーフィニッシング Premium Edition」4モデルを発表した。「AS Enclosure DX3 PE」「acubic M20 PE」「acubic T180 PE」「acubic T20R PE」をラインナップする。すでに同社直販サイトで販売を開始している。
カメラやオーディオ機器、自動車の装飾にも使われる化研アルマイト仕上げを施す。通常の艶を抑えたアルマイトと比較して、質感と光沢が増すのが特徴となっている。Premium Editionの特徴として、ケース本体と同じく化研アルマイト仕上げをあしらった5インチベイ用のベゼルを標準搭載するほか、フロントのインタフェースにUSB 3.0ポートを備える。
AS Enclosure DX3 PE
AS Enclosure DX3 PEはマイクロATX、Mini-ITXに対応したケース。奥行き333mmながら、長さ約290mmまでのグラフィックスカードを搭載できる。
拡張カードスペースの横に、独自の120mmファンNANO TEK FANを2基搭載するサイドファンユニットを標準で備える。ファンからの風を直接グラフィックスカードに送ることで冷却効果を高める。このほか、リアとトップに1基ずつ120mmファンを搭載する。
搭載ベイは5インチベイ×2、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×2、2.5×シャドウベイ×2(うち1基は3.5インチベイと共用)。拡張スロットは4基。インタフェースはUSB 3.0×2、オーディオポート。
本体サイズはW219×D333×H411mm、重量は約6.1kg。店頭予想価格は34,980円。
acubic M20 PE
acubic M20 PEはMini-ITX対応のキューブ型ケースで、ATX電源に対応する。
冷却ファンとして、フロントパネルの背後に120mmのNANO TEK FAN×1基を標準で搭載する。アルミカバーとリアパネルに施されたエアホールと合わせてデバイスから生じた熱を外部へ排出する。
搭載ベイは5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×1、2.5×シャドウベイ×1(いずれも着脱式)。拡張スロットは1基。インタフェースはUSB 3.0×2、オーディオポート。
本体サイズはW229×D249×H229mm、重量は約3.4kg。店頭予想価格は25,980円。
acubic T180 PE
acubic T180 PEは約360mmの奥行きや、6基のストレージを収容できるHDDホルダを搭載した拡張性に優れたマイクロATXケース。
フロント下段に配置した120mmのNANO TEK FAN×1基でグラフィックスカードをはじめとした拡張カードの冷却を行うほか、リアにも120mmのNANO TEK FAN×1基を搭載し排熱を行う。
搭載ベイは5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×4、2.5×シャドウベイ×2。拡張スロットは4基。インタフェースはUSB 3.0×2、オーディオポート。
本体サイズはW199×D429×H356mm、重量は約5.7kg。店頭予想価格は34,980円。
acubic T20R PE
acubic T20R PEは2008年に発売したT20をベースとして、USB 3.0ポート、2.5インチHDDホルダを搭載したMini-ITX対応ケース。285mmまでの拡張カードや高さ170mmのマウントスペースを用意する。
ケースファンはフロントとリアに120mmNANO TEK FANをそれぞれ1基備える。搭載ベイは5インチベイ×2、3.5インチシャドウベイ×3、2.5×シャドウベイ×2。拡張スロットは2基。インタフェースはUSB 3.0×2、オーディオポート。
本体サイズはW199×D359×H319mm、重量は約4.5kg。店頭予想価格は31,980円。