タキイ種苗は8月31日に「やさいの日」を迎えるに当たり、「野菜」に関する調査を実施した。調査は8月10日に、全国の20歳以上の男女600名を対象に行った。
女性の半数は「野菜が大好き」
最初に、全対象者に野菜が好きか尋ねたところ、39.2%が「大好き」、50.2%が「どちらかといえば好き」と回答した。性別で見ると、女性は50.3%が「大好き」と答え、男性では「どちらかといえば嫌い」の比率が15.0%で女性に比べて10ポイント近く高かった。
次に好きな野菜について聞くと、最も多い回答が「トマト」(21.0%)だった。トマトは2009年の調査から5年連続でトップとなっており、2位は「じゃがいも」「メロン」が7.7%で同率だった。
嫌いな野菜についての質問では、前年に続いて「セロリ」(12.7%)が1位。2位は「ゴーヤ」(10.3%)、3位は「春菊」(5.2%)となっている。
子供が好きな野菜は「トマト」が1位
続いて、子供が好きな野菜について尋ねた。1位は前年に続き「トマト」(30.5%)、2位は前年と変わらず「きゅうり」(9.5%)だった。前年に比べ「トマト」は5.1ポイント比率を上げ、「きゅうり」は3.0ポイントも比率を下げている。
子供が嫌いな野菜について聞くと、1位は「ゴーヤ」(17.8%)、2位は「ピーマン」(14.2%)。子供の好きな野菜で1位だった「トマト」は8.0%で3位に入っている。
野菜を子供に食べさせるためにしていることについて尋ねたところ、最も多い回答は「子供が好きな料理の中に入れて出す」(45.5%)だった。次は、「子供が好きな料理と一緒に出す」(34.9%)。性別で見ると、女性は特に「子供が好きな料理の中に入れて出す」(58.3%)傾向があるようだ。