メルセデス・ベンツ日本はこのほど、最高級セダン「Sクラス」を8年ぶりにフルモデルチェンジした。10月1日から予約注文の受付を開始し、11月上旬から販売、納車を開始する。
新型「Sクラス」は、「インテリジェントドライブ=知能を備えた革新的テクノロジー」「エナジャイジングコンフォート=究極の快適性」「エフィシェントテクノロジー=徹底した効率向上」をコンセプトに生まれ変わった「新時代のプレステージカー」だ。エクステリアは、メルセデスのフラッグシップモデルならではの威厳を感じさせるフロントビューや、クーペを思わせる流麗なフォルムが特徴。インテリアは美しいカーブを描くダッシュボードからドア、シートまで、流れるような一体感のある新デザインコンセプトを採用した。
メカニズムには数多くの最新技術が投入されており、中でも「知能を備えた」ともいうべき革新的テクノロジー「インテリジェントドライブ」がそのハイライトとなる。これはミリ波レーダーとステレオマルチパーパスカメラから得た情報を統合し、あたかも人間の頭脳のように即座に最適な判断を下すシステム。最新鋭のサスペンションシステム「マジックボディコントロール」や安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」といった数々の装備によって構成されている。
ラインアップは、3.5リットルV6直噴エンジンにハイブリッドシステムを搭載し、大型高級セダンで初めて、エントリーモデルにハイブリッド採用した「S 400 ハイブリッド」や、その上級モデル「S 400 HYBRID エクスクルーシブ」、ロングホイールベースによる広大で上質な室内空間に快適装備をふんだんに採用した「S 550 ロング」など5モデル。「S 400 ハイブリッド」の価格は1,090万円となっている。