角川書店は8月30日、堀江貴文氏の仮出所後、初の書き下ろしとなる「ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った」(1,365円)を発売する。
仕事や生き様のヒントになる本が満載
堀江氏は独房にいた640日間、インターネットから隔絶され、約1,000冊もの本を読んだという。同書では、ノンフィクション、小説、漫画など幅広いジャンルの中から堀江氏が選定したおすすめの本を端緒に、自身の考えを展開している。
第1部では、「仕事・ビジネス」、「情報」、「生き様」、「ライフスタイル」、「過去・現在・未来」のカテゴリー別に独房で読んだ本を紹介。例えば、「仕事・ビジネス」では、"なぜ日本では「怪物」が育たないのか?"をテーマに、「理系の子」(ジュディ・ダットン)を、「ライフスタイル」では「人生で一番泣いた本」として「とんび」(重松清)を紹介している。
さらに第2部では、書評サイトHONZの代表・成毛眞氏(元マイクロソフト日本法人社長、岩波新書『面白い本』著者)との対談を収録。本の上手な探し方・読み方について語り合っている。