住宅設備機器メーカーの富士工業はこのほど、「家庭で行う焼肉(家焼肉)」に関連する調査の結果を公表した。同調査は、7月16日から21日にかけて、全国の20歳~50歳代の男女を対象にインターネットを通じて実施。500名からの有効回答を得た。
日本人は焼肉好き、"家焼肉"の頻度は西高東低傾向
「焼肉に対する好嫌度」を調査したところ、全体の87.4%が「好き」「まあまあ好き」と回答。男女別に見ても男性91.5%、女性81.9%が好きと回答した。性別、各世代別でも80%以上が好きと答え、老若男女、地域に関係なく、焼肉は幅広い人に好かれている人気の高い食であることがわかった。
「家庭で焼肉をする頻度」を尋ねたところ、「月に1回以上実施する」と回答した関東エリア居住者が20.5%なのに対して、関西エリア居住者は34.0%が実施と回答。たこ焼きやお好み焼きなどを食べる機会が多い関西地方は、鉄板やホットプレートを使う機会が多いことが反映された結果だとしている。
「家庭での焼肉の魅力」を尋ねたところ、男女の考え方に違いが出た。男性の1位が「おいしい」、2位「団らんができる」に対して、女性の1位は「出来立てを食べることができる」、2位「野菜もたくさんとれる」という結果となった。一方「食費が節約できる」はそれほど上位にはきておらず、多くの人は"家焼肉"をやることが節約につながるとはあまり考えていないようだとしている。
"家焼肉"をしない理由、大半は「油・煙・ニオイ」
「"家焼肉"をしないと回答した人にその理由」を尋ねたところ、自宅の汚れに関する懸念点が多く、実施を控えているという結果が出た。とくに「部屋にニオイがつく」「テーブルや床に油が飛ぶ」「家の壁紙や天井、カーテンなどに油が付着する」「部屋に煙が充満する」と、それぞれ約半数近くの人が「油・煙・ニオイ」が原因で"家焼肉"をしないことがわかった。
焼肉を薦められたらおいしそうと感じてしまう有名人
「焼肉に関してお薦めされるとおいしそう、と感じてしまう有名人」について聞いたところ、1位に選ばれたのは、2位以下に100票以上の差をつけた「石塚英彦」となった。