ブラザー工業およびブラザー販売は26日、同社のインクジェットプリンタ/複合機「PRIVIO(プリビオ)」にて、家庭向けの新シリーズ「PRIVIO SIMPLE(プリビオ シンプル)」を発表した。発売は9月末。価格はオープンで、店頭予想価格は13,000円前後。

DCP-J152N

1.8型TFTタッチパネルを備えた、低価格の複合機。2013年秋からの新シリーズとなり、有線LANやADF、両面プリント、CDレーベル印刷といった機能を省くことで、価格が抑えられている。

2013年秋モデルの新機能として、読み取った資料を自動でOfficeデータ化する「スキャン to Office文書」や、スマートフォンから直接印刷できる「Brother iPrint&Scan」アプリに対応。なお、PCレスで年賀状が作成できる「クラウド年賀状アプリ」には非対応。また、メモリカードスロットも省かれ、USBフラッシュメモリやSDカードによる直接印刷も利用できない。

主な仕様は、最大解像度が最大6,000×1,200dpiで、インクがシアン/マゼンタ/イエロー/ブラックの4色独立。ランニングコストはL判写真で約26.1円。印刷速度はA4カラーで約6秒、A4モノクロで約11秒。前面カセットの給紙容量は最大100枚。対応用紙はサイズはL判～A4。消費電力はコピー時で約16W。イメージセンサーの光学解像度は1,200dpi×2,400dpi。

インタフェースはUSB 2.0×1ポート、無線LAN(IEEE802.11b/g/n)。本体サイズはW410×D374×H161mm、重量は約6.9kg。カラーはブラックのみ。

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