JR九州とJR九州バスはこのほど、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の専用バスが完成したと発表した。10月15日に運行を開始する「ななつ星 in 九州」の乗客専用バスとして制作されたもので、同列車の立寄り駅での周辺観光などの際に使用される。
「ななつ星 in 九州」と同様、車両デザイナーの水戸岡鋭治氏が内外装をデザイン。既存のバス車両を改造し、天井から床まで木をふんだんに用いた特別な空間を演出した。
32席(横4席×縦8列)の座席は、シートピッチ(前後の座席との間隔)920~950mmで、余裕を持った配置に。「ななつ星 in 九州」の第1期(2013年10~12月出発分)および第2期(2014年1~3月出発分)では、福岡、由布院、宮崎、鹿児島、阿蘇~豊後森間など、同列車が停車する駅での観光地の周遊に使用される予定だ。