京都西川は23日、2012年2月~2013年5月に販売したタオルケット5商品について、品質表示に誤りがあったとし、自主回収を開始した。
対象商品は「京都西川 ソフトタッチタオルケット」のデザイン違い5商品(STN-B608・STN-B608(D)・STN-B609・KTN6001・KTN6002)で、小売価格は1,000~2,000円前後。中国山東省の業者に製造委託したもので、これまでに約2万4千枚販売している。同商品の品質表示は「綿50%、ポリエステル50%」となっているが、実際は綿が18.2~36.5%、ポリエステルが60.1~72.1%、表示にないレーヨンが2.6~9.7%だった。
対象商品
同社は、受付窓口を設けて該当商品の自主回収を開始。希望者には綿100%のタオルケット(色・柄は異なる)と交換を行う。問い合わせはフリーダイヤル0120-862-210まで。
なお、同社が該当商品の安全性や取扱いについて確認したところ、身体への影響や使用に際しての支障はなかったという。同社は、今後はこのようなことがないよう、一層の品質管理の徹底に努めていくとしている。