フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、同社で最も小さなモデルであり、好調な販売を続ける「up!」初の限定車「black up!」「white up!」を発売した。ともにシンプルで質感の高い「up!」のデザインをさらに強調した仕様となっている。

「black up!」

「white up!」

「up!」は昨年10月の発売以来、クラスを超えた安全装備や150万円を切る価格で人気を獲得。これまで輸入車に関心のなかったユーザーにも大きな反響を呼び、発売から10カ月で約1万2,000台を販売する人気モデルとなっている。今回登場した限定車は、「up!」の魅力でもある、シンプルでありながら質感の高いデザインをさらに強調したのが特徴だ。

エクステリアに関して、「black up!」はディープブラックパールエフェクト、「white up!」は専用色となるピュアホワイトのボディカラーを採用。16インチアルミホイールにはボディカラーとコーディネートしたホイールキャップを装着している。サイドモールディングとフォグランプベゼルにクロームの装飾を配し、リヤハッチ / リヤ左右ガラスにダークティンテッドガラスを採用して質感を高めた。

インテリアは前席正面の「ダッシュパッド」と呼ばれるカラーパネルをボディ同色とし、ファブリックシートはボーダー調の専用デザインで、「up!」のロゴが縫い付けられた凝ったデザインに。価格は、「white up!」2ドア(200台限定)が189万円、「white up!」4ドア(600台限定)および「black up!」4ドア(400台限定)が199万円。合計1,200台の販売となる。

「black up!」

「white up!」