サークルレンズを使用していますか?

ボシュロム・ジャパンは、コンタクトレンズを使用している一般女性515名、眼科医110名を対象に、女性の間で急速に普及をしているサークルレンズに関する意識調査を実施した。調査期間は8月6日~12日。

36%が「今後サークルレンズを使用したい」

最初に、サークルレンズ(黒眼をひと回り大きく見せるコンタクトレンズ)を使用しているか尋ねたところ、15.1%が「使用している」と回答した。また、35.5%は「今後使用してみたい」と回答している。その理由について聞くと、ダントツで多かったのが「見た目がかわいくなるから」(76.2%)だった。

サークルレンズを使用している理由は?

サークルレンズ使用者は、女性のコンタクトレンズユーザーの20代、30代を中心に増えているが、40代においても約3割が今後使いたいと答えており、その割合は30代と大きくは変わらない。現在使用している人とあわせると、40代の約4割がサークルレンズに好意的だった。

使い心地が悪くても使い続ける人が多数

次に、サークルレンズの付け心地が悪い場合どうするか尋ねると、「必要な時だけサークルレンズを使用する」(69.0%)、「サークルレンズを使いたいので我慢する」(41.4%)だった。一方、「諦める」と答えたユーザーは6.9%だった。

サークルレンズの付け心地が悪い場合どうするか?

眼科医の77%が「自発的に勧めない」

眼科医に対し、患者からサークルレンズ処方を希望されたことがあるか聞くと、76.4%が「ある」と回答した。しかし、サークルレンズを勧めるか尋ねると76.4%が「自発的には勧めない」と回答。中には、相談されても勧めないと答える医師も10%いた。

患者にサークルレンズについて自発的に勧めるか?

医師は、「よく見える」や「快適性」を重視して通常のコンタクトレンズが望ましいと考えるケースが多いが、患者は多少つけ心地が悪くてもサークルレンズをつけたいと思っており、両者の間には大きな隔たりがあるようだ。

これから(女性に)サークルレンズが普及すると思うか眼科医に尋ねると、77.2%が「普及すると思う」と回答した。どのようなサークルレンズなら積極的に患者に勧められるか聞くと、最も多い回答が「酸素透過性の高いレンズ」(89.0%)だった。更に違和感なく、潤いがあるレンズなら4割が勧めると回答している。

どのようなサークルレンズなら積極的に患者に勧められるか?