NHKは、放送とインターネット通信を連携させた新サービス「NHK Hybridcast」を9月2日午前11時より開始する。テレビ番組と、インターネット経由の情報を組み合わせて、多彩なサービスを提供する。

NHK Hybridcast公式サイト

NHK Hybridcastは、放送の電波で送られてくる番組と、インターネット経由で提供する情報を組み合わせた放送通信連携サービス。利用には、HTMLブラウザをしたHybridcast対応受信機が必要。対応受信機と携帯端末を連携させることで、スマートフォンやタブレットを活用したサービスも提供する。

ホーム画面イメージ図。最新ニュースや気象情報などを組み合わせて、テレビ画面に表示できる

今後のサービス展開については、9月に第1段階として、テレビ画面に最新ニュースや気象情報などを表示する「ホーム画面」を提供。今秋以降には、放送中の番組に関連した情報提供や、オンデマンドで動画を提供するサービスの開始を予定。

このほか、スマートフォンやタブレット端末と連動させた、視聴者参加型サービスや、番組の解説情報の配信を行う予定としている。

関連ニュース

Facebook創設者が"約50億人"へのインターネット提供をめざす新団体を設立(2013年8月22日)
【レポート】目標は「LINEを世界の共通言語にすること」――LINEカンファレンスで語られたプラットフォーム戦略の現状と今後(2013年8月22日)